仮想通貨がつくる2030年の未来小説「パパはトークンなしで、なんで楽しかったの?」
これは2030年頃のある家庭での会話である
第1話「なんで、パパはトークンなしでも、楽しかったの?」
娘「ねぇ、パパ。Twitterだっけ??
昔は、そのTwitterっていうのにみんな報酬なしで投稿してたって聞いたけど、ほんと?」
パパは自分が若かったころを思い出した。
「そうだよ、俺が若いころは、Twitterってな、なんにも貰わなくなって投稿していたんだよ。もちろん拡散するのもトークンなんかもらってなかったんだよ」
娘「でもさ、なんで楽しかったの??だって、なんにも貰えないんでしょ‥?」
父「いや、なんにも貰えないわけじゃなかったんだよ。いいね!っていうボタンがあってね、みんな今のトークンの代わりにそのボタンを押していたんだよ」
娘は首を傾げながら言った
「‥?いいね!って、でも、通知だけだよね?それのどんなことがよかったの??」
父「パパのころは、嬉しかったんだよ!たくさんのいいね!がもらえると。なんか認めてもえた、って思ってさ。だからね、今はなくなったけど、Instagramっていう‥」
娘「あっ!知ってる!Instagram!インスタ映えって流行ったんだよね?でもさ、それもトークン貰えないでやってたんでしょ!?」
父「そうだよ!今みたいにトークンなんかなかったんだよ。みんな働きながら、InstagramやったりTwitterやったりしてたんだよ、今思えば大変だったよ。」
娘「パパの時代は、みんなすごいよね!トークンなしで、SNSやるなんて、今じゃ考えられないもんなぁー」
父は、昔を懐かしく思った。
『昔は、いいね!が付くだけで嬉しかったのになぁ‥』
娘「あとさ、昔はSNSって数が少なかったんでしょ?Twitter、facebook、あとInstagram?だっけ?それって不便じゃなかったの?」
パパ「そんときは、それで全然不便じゃなかったよ。むしろ、便利な世の中だなーと思った。でも、まさかSNSで食べていける人がこんなに増えるとは思わなかったよ」
娘「だよね、パパの時代トークンがなかったんだもんね。あっそうだ!パパ、今度時計プレゼントするよ!」
パパ「え?またプレゼントか!悪いなぁ」
娘「いいよ!だって、パパより全然トークン持ってるから!パパも頑張ってね!」
パパ「頭が上がりませんよ。」
つづく。
この物語は、山田猫がsolaやsteem、vevueなどのアプリを、調べる中で勝手に考えた妄想です。