トークンエコノミーについて事例で具体的に紹介するよ!「お金2.0」で予言される未来
こんにちわ!肉味噌です。
『お金2.0』読みましたかー?

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本
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この『お金2.0』を評して”ビジネス書ではなく哲学書だ”っていうレビューを見たことがあります。まさにその通りだな、と思いました。
なぜなら、この本はこれからの価値観や生き方の方向性まで指し示している本だと思うからです。単に仮想通貨がこれからどうなるの?という疑問に答えているだけの本ならここまで売れてないですよねー
はい、ということで今回はこの『お金2.0』に出てくるトークンエコノミーという言葉について、事例を用いながら、わかりやすく書いていきたいと思います!
- 事例でみていくトークンエコノミー
- つまり...トークンエコノミーでは、すべてが有料になるのか?
- トークンエコノミーは価値創出ができる人は、ほとんどタダ?
- トークンエコノミーが到来したら日本円は使わなくなるのか??
- まとめ
事例でみていくトークンエコノミー
事例1 あなたが専門家なら電話するだけでトークンをもらえる
Experty IO - Calls powered by cryptocurrency - ICO & TGE
エキスパーティというサービスがあります。このサービスは、仕組みはSkypeと似ているのですが、有料という点が違います。
なぜ、有料かというと、専門家に電話で相談や質問することを目的としているからで、専門家は通話時間に応じて対価を受け取ることができます。
相談を受けた専門家は、対価をトークンつまり仮想通貨でもらうことができます。
専門家はこの稼いだトークンを使って、いろんなものと交換することができます。または、買い物もできるかもしれません。そして、トークンによって経済が回る。
これぞ、トークンエコノミーです。
エキスパーティについてもっと知りたい方は、をご覧ください。
事例2 観光客用の動画を撮ってトークンを稼ぐ
Vevue: Make videos, earn tokens
Vevueというサービスは、動画の評価に応じてトークンがもらえます。
たとえば、あなたがスロバキアに行きたくなったとします。(あえてマニアック)スロバキアの観光地の動画を見てから決めようと思ったのですが、動画を探してもなかなか見つかりません。
そんなとき、Vevueの出番です。
Vevueではその地域に住んでいる人に、動画をリクエストすることができます。リクエストを受けた地域の人は、リクエストに応じて動画を撮影してアップします。
その動画がリクエスト通りであれば、あなたはトークンで対価を支払います。
ここでも先程と同じで、もらったトークンで買い物したり、他の何かと交換したりできるでしょう。トークンによって経済活動を行うことができるわけです。
これぞトークンエコノミーです。
このサービスについてもっと知りたい方はこちらからどうぞ
つまり...トークンエコノミーでは、すべてが有料になるのか?
ここまで読んでいただいた方は、こんな疑問をもったかもしれません。
という疑問というか懸念です。
今までは動画を見るのはyoutubeで無料でしたし、専門家に質問するのもTwitterでタダでできました。『FREE』という本が一時期流行りましたが、今流行っているアプリやサービスはほとんどが無料で使うことができるものばかりです。
では、トークンエコノミーが広がっていくと、これまでのフリー=タダが終わり、すべてが有料になっていくのでしょうか?
トークンエコノミーは価値創出ができる人は、ほとんどタダ?
これが、トークンエコノミーってすべてが有料なの?という質問に対する僕の答えです。
あるサービスを使うのはトークンで支払うので有料ですが、トークンエコノミーのなかでは、別のサービスでトークンを稼ぐことが可能です。別のサービスで稼いだトークンを使って、自分が使いたいサービスを使ったりモノを買ったりした場合どうなるでしょうか?
ほとんどタダってことになりますよね。
つまり、あるサービスで価値を生み出しトークンを稼ぐことができれば、ほとんどタダってことです。
トークンエコノミーが到来したら日本円は使わなくなるのか??
たぶん、それはないでしょ。
仮想通貨によって日本円はなくなるー!ってよく見ますよね。同じようにトークンエコノミーによって、日本円が使わなくなるの?ということを考える人もいると思います。
でも、何百年も使ってきたものがそんな簡単になくならないでしょ。
ネットが普及したってまだ紙の本はガンガン出版されているし、CDはまだ発売されているし、雑誌も低調ながら出版されてるし。
なんらかの変化は必ず起こると思いますが、数年後に日本円ではなくトークンで経済が回るってことはない、と思います。
まとめ
トークンエコノミー、まだ生活レベルで実感している人はいないと思います。でも、サービスやアプリは、すごいスピードで開発されリリースされています。
僕の予測では、2020年以降にじわじわ耳にするのではないかな?と思います。
たぶん、来年あたりトークンエコノミーっていう本がでますよきっと笑
未来が楽しみすぎる!
以上!肉味噌でしたー